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「無用なお飾り」がつき始めたスマートフォンの世界 - (page 3)

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註1:いかにしてiPhoneにテールフィンが付くようになったか

原題は「How the iPhone Got Tail Fins」。前半後半の二部構成のエッセイだ。


註2:計画された陳腐化

「計画された陳腐化」=「Planned Obsolescence」とは、要は成熟市場で活動する企業側にとっての2つの課題を解決するためのものだ。GMの場合、その課題とは、

  • まだ立派に使える自動車を消費者に手放させ、新しいものに買い換えさせるにはどうすればいいか?
  • 価格と機能で競い合う製品をニーズに変えるにはどうすればいいか?

註3:新車発表を一大イベントに変身させたGM

General Motors turned market segmentation and the annual model year changeovers into national events. As the press speculated about new features, the company's added to the mystique by guarding the new designs with military secrecy. Consumers counted the days until the new models were "unveiled" at their dealers.

註4:人々は熱心にどのブランドが良いかを議論していた

For fifty years, until the Japanese imports of the 1970's, Americans talked about the brand and model year of your car ... People had heated arguments about who made the best brand.


註5:自動車は20世紀の米国を象徴していた

The car had become part of your personal identity while it became a symbol of 20th Century America.


註6:20世紀の自動車、現代のiPhone

Just like cars in the 20th century, the iPhone connected with its customers emotionally and viscerally as it became a symbol of who you are.


註7:テールフィン

クルマにそれほど関心がない若い人が増えているらしいので、一応この言葉の簡単な説明を。

Wikipediaには次のような記述がある。

1950〜60年代にかけて見られた自動車の意匠……(略)……当時認知が広まりつつあったジェット機や航空機からインスピレーションを受けて発案されたとされる……(略)……特に1957〜60年が流行のピークで、その嚆矢はキャディラック・エルドラドの1959年モデル……(略)。接触時のケガなど安全面の問題を批判する声もあった。

要は、本来的な機能とほとんど関係ないところでエスカレートした、商品を売りさばくための飾り、といった感じである。

こういうものを長い間出し続けたデトロイトと、その当時はほとんど見向きもされなかったが、しかし時代が変化する中で後に市場を奪うことになる日本車・メーカーとの盛衰を描いたのが、David Halberstam氏の代表作の一つである『覇者の驕り』(「The Reckoning」)だ。

そういう背景知識があると、Blank氏の言う「1970年代に日本車が輸入されてくるまで」とか、あるいはClayton Christensen氏の言う「1960年代のGM——トヨタをはじめとする日本製の自動車が米国市場に押し寄せる前のGM」云々の意味がパッとわかるかと思う。


註8:「ショックなほど性差別的」と息巻いたWood氏

Sheryl Sandberg氏の「Lean In」をめぐるフェミニズム論争も収まっていない中で「いったい何事なの」といった剣幕で怒っている。

Samsung GS4 launch: Tone-deaf and shockingly sexist




註11:寄せ集めがうまいという批判

基礎的な研究開発はせず、「有りものの技術のパッケージングがただ上手だっただけ」といった一部からの批判についてはここでは触れない。

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