ポストGoogle Readerを探せ--引越先にお勧めのフィードリーダ7選

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 Google Readerは、7月1日をもって廃止されることが発表された。これを受けて、RSSフィードリーダを提供している各社からは、Google Readerに登録してあるフィードをインポートするための連携機能が続々と発表されている。廃止までにはまだ3カ月以上あるが、筆者も毎日のようにGoogle Readerを利用しているユーザーの1人として、引越先をいくつか検討してみた。重視した条件は、以下の5つだ。ただし、人によって重視する条件は異なると思われるため、すべての条件を満たしていなくても紹介している。

  • Google Readerからフィードを簡単にインポートできる
  • iOSやAndroidなどのモバイルデバイス閲覧用のアプリが提供されている
  • Twitter、Facebook、Google+などの外部サービスとの連携機能がある
  • ウェブブラウザでも見ることができる
  • 分かりやすいインターフェースである

Feedly

対応環境:iOS、Android、ウェブ

Feedly
Feedly

 Feedlyは、最もGoogle Readerに近い使い心地のフィードリーダだ。7月1日までにGoogle Readerのアカウントと連携させておけば、フィードは自動的にFeedlyにインポートされ、Google Readerの廃止後も手続きの必要なくフィードを読み続けるられる。

 iOSおよびAndroid用のアプリが提供されているほか、ウェブブラウザ用のアドオン(Chrome、Firefox、Safari)も提供されている。マガジンやモザイクなどの写真と記事をグラフィカルに表示させるモードだけでなく、Google Readerのようにタイトルのみを表示させるモードもあり、大量の記事をザッと一覧したい場合に便利だ。記事の共有/保存先には、Google+、Twitter、Facebook、Buffer、メール、Evernote、Instapaper、Pocket、Linkedin、Deliciousが揃っており、Google Readerのスターにあたる「Save for later」という機能も備わっている。Google Readerから最も違和感なく移行できるサービスだ。

Pulse

対応環境:iOS、Android、ウェブ

Pulse
Pulse

 Pulseは、マガジン形式の表示が特徴のフィードリーダだ。ウェブブラウザからも利用できるが、どちらかというとモバイルアプリの機能の方が充実している。Google Readerからフィードを読み込む際には、iOSまたはAndroidアプリから、「コンテンツを追加」メニューを選択し、Pulseに追加したいフィードを1つずつ選択する必要がある。大量のフィードを一気にインポートしたい人には不向きだ。いったんモバイルアプリで読み込んだフィードは、ウェブからも確認できるようになる。記事の共有/保存先には、Facebook、Twitter、Readability、Instapaper、Pocket、Evernoteが設定できる。ただし、Feedlyのようなタイトルのみのリスト表示機能は備わっていないので、これを機会にフィードを整理し、厳選されたフィードのみを雑誌を眺めるように読みたい人にお勧めだ。

Flipboard

対応環境:iOS、Android

Flipboard
Flipboard

 Flipboardは、ニュースサイトや複数のソーシャルサービスのコンテンツをまとめて読むことのできるアプリだ。iOS版とAndroid版があり、ウェブブラウザから読むことはできない。Flipboardの公式サイトでは、「ソーシャルマガジン」という言い方をしており、カラー写真満載の雑誌のように記事を表示し、ページをめくるようにして記事を読むスタイル。Flipboardのアプリ内から、Google Readerのアカウントを追加してサインインすることにより、Google Readerに登録されているフィードを自動的に読み込んでくれる(こちら。記事の共有/保存先は、Twitter、Facebook、Google+、Linkedin、Sina Weibo、Tumblr、Instapaper、Pocket、Readabilityなど幅広い。さまざまなサービスを横断してコンテンツを共有したい人に最適だ。ただし、ウェブブラウザから見ることはできないので、iOSデバイスかAndroidデバイスは必須だ。

bloglovin'

対応環境:iOS、Android、ウェブ

bloglovin'
bloglovin'

 bloglovin'は、スウェーデン発のブログリーダサービスだ。人気の記事やトップブログはファッション関連の話題が中心であり、他のサービスとは趣が異なる。しかし、Google Readerからのフィードのインポートはで簡単で、bloglovin'のアカウントを作成した後、専用の画面の指示に従うだけだ(英語)。フィードは、カテゴリ分けは無視されて、フラットな状態でインポートされる。カテゴリ別に管理したい場合は、bloglovin'上で新たにカテゴリを作成して振り分ける必要がある。

 bloglovin'ではブログを「Subscribe(購読する)」とは言わず、「Follow(フォローする)」「Unfollow(フォローしない)」と表現している。そして、フォローしているブログは、デフォルトではすべて自分のプロフィールページに表示されるので、フォローしているブログを表示したくない場合は、「Following(フォロー中」ページで1つずつ「Private(プライベート)」に変更する必要がある。ウェブブラウザからは、Twitterなどでの記事の共有はできないが、iOSアプリからはTwitterとFacebookに投稿することができる。お気に入りのブログの記事が更新されるたび、あるいは、1日に1回まとめて、メールで記事を受け取ることができるのは便利だ。

Livedoor Reader

対応環境:iOS、Android、ウェブ

Livedoor Reader
Livedoor Reader

 Livedoor Readerは、日本製のため、ユーザーインターフェイスもヘルプもすべて日本語で書かれているのが強みと言える。Google Readerのフィードを一括でインポートできるが、Google TakeoutページでダウンロードしたGoogle Readerのコンテンツファイルの中から、「subscriptions.xml」というファイルを指定してインポートする必要がある。

 また、iOSとAndroid向けのアプリは、公式アプリではなくサードパーティ製となる。上記2つのサービスのデザインに比べて、スタイリッシュさには欠けるが、ビジネスライクな画面は、職場で開いていても違和感が少ないかもしれない。筆者が不便だと感じたのは、フィードをカテゴリ(フォルダ)ごとに管理できるのに、カテゴリ名をクリックしてもカテゴリフォルダを開いたり閉じたりするだけで、カテゴリ内のコンテンツが一覧表示されない点だ。また、Livedoorのサービス内では記事を共有できるが、TwitterやFacebookなどのSNSとの共有機能がないのも不便だ。ただし、自分が読むだけで、SNSでは共有しないというのであれば問題はないだろう。

Googleカレント

対応環境:iOS、Android

Googleカレント
Googleカレント

 Googleカレントは、FlipboardやPulseのように、ニュースをマガジン形式で表示するアプリだ。主なニュースサイトがあらかじめ登録されているので、好みのカテゴリを選択してニュースを楽しめるほか、Google Readerから、フィードを追加することもできる。ただし、Pulseのようにフィードを1つずつ選択して、Googleカレントに追加する必要があるので、大量のフィードがある場合には手間だ。表示方法は、1種類しか用意されておらず、タイトルの一覧表示などはできないため、ニュースの一覧性に乏しい。ただし、まだ提供開始から間もないアプリのため、今後どのように発展していくのかは分からない。記事の共有/保存先としては、Facebook、Google+、Instapaper、Pinboard、Pocket、Tumblr、Twitterが用意されている。ウェブブラウザからは見られないため、iOSまたはAndroidデバイスは必須となる。

My Yahoo!

対応環境:ウェブ

My Yahoo!
My Yahoo!

 My Yahoo!は、Jahoo Japanが提供するサービスで、自分の好きなコンテンツを並べて自分専用のページを作ることができるというもの。Google Readerからのフィードも特設ページからインポートできる。インポート方法は、Livedoor Readerと同じく「subscriptions.xml」を指定してインポートする。ただし、My Yahoo!に登録できるコンテンツ数には、300までという上限がある。

 また、Google Readerでフィードをカテゴリで分類している場合、カテゴリごとにMy Yahoo!上にページが作成されるが、作成できるページ数の上限が9つまでであるため、デフォルトの「トップページ」を差し引いて、8つ分のカテゴリしかインポートされない。筆者が試したところ、9つ目以降のカテゴリはフィードも含めてインポートされなかった。普段からYahooをよく利用しており、Google Readerに登録しているフィード数もそれほど多くない場合は、情報を集約させるという点でMy Yahoo!を利用するのもいいだろう。モバイル版のアプリはないが、スマートフォン版のページをブラウザから利用できる。

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