多くの人がフォローする中国人コメンテーターの李開復(Kai-Fu Lee)氏(GoogleおよびMicrosoftの元幹部)は現地時間3月18日、自身のブログ投稿がいかに頻繁に検閲されているかをTwitter上で説明した。
それによると、李氏の投稿はかなり頻繁に検閲されているという。
李氏は現在、中国で投資家として活動している。同氏は中国における検閲について、常に率直な意見を述べており、先頃は、中国のソーシャルネットワーキングサイト「Sina Weibo」で同氏をフォローする3000万人のフォロワーに対し、Twitterで同氏をフォローするよう促した。
李氏は18日、それらのフォロワーに向けてツイートを投稿し、この1年間、Sina Weiboへの同氏の投稿が幾度となく削除されていることを明かした。上海の川に何千頭もの豚の腐乱死骸が浮かんでいたニュースについて李氏がコメントしていたこの数週間だけでも、約20件の投稿が検閲された。李氏は中国政府の新しい指導者たちについても、率直な意見を述べている。
中国政府は、Weiboおよび「Tencent」ソーシャルネットワーキングサイト上での政治と環境に関する議論にとりわけ神経質になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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