中国外務省の報道官Jiang Yu氏は現地時間10月20日、報道陣に対し、中国におけるインターネット検閲の長い歴史は人民にとって最良のことだと述べた。
20日に公開されたインタビューでYu氏から話を聞いたReutersによると、中国は同国の「インターネット管理」が「合法的」であるだけでなく、「人民を保護」するために設計されたものであるとも考えているという。
Yu氏は記者会見に集まったReutersやそのほかの報道陣に対し、「われわれはインターネットの発展に関して諸外国と連携および連絡し、インターネットの健全な発展を促進するために協力していく考えだ。しかし、われわれは『インターネットの自由』を理由に他国の国内慣行に干渉することを容認しない」と述べた。
Yu氏のコメントは、米国の世界貿易機関(WTO)大使であるMichael Punke氏が今週中国に送付した書簡に直接答えるものだ。同書簡のコピーを入手したReutersによると、中国のウェブ封鎖は多くの米国企業が中国の同業他社と競争する能力を減じている、とPunke氏は主張しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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