Lenovoは米国時間3月17日、「ThinkPad T431」を発表した。企業向け主力のノートPCであるThinkPadのTシリーズとして発売されるこの製品は、同シリーズのなかで最も薄いものとなる。
Tシリーズに新たに加わる同製品は、筆者が使った経験のある、戦車を思わせるようなこれまでのTシリーズに比べると、すっきりした印象を受ける。また、「ThinkPad X1 Carbon」と似た外観となっている。同製品で特に注目に値するのは以下の点だ。
同製品は4月に発売される予定であり、その価格は949ドルからとなっている。Lenovoは仕様を決定するにあたり、ThinkPadユーザーだけでなく、同社のノートPCを使っていないユーザーからの意見にも耳を傾けるために、9カ月間のリサーチを行った。リサーチャーらはユーザーのそばについて彼らの使い方を観察した。
LenovoのThinkPad部門で製品マーケティングマネージャーを務めるAlysia Baker氏によると、リサーチの目標は、BYOD時代におけるビジネス顧客のニーズを取り込むためのより良い方法を見つけることにあったという。T431で残念なのは、スクリーンがタッチ対応ではないという点だ。Windows 8を使うユーザーの間では、タッチスクリーン対応のノートPCが人気となっている。しかしLenovoは、機能強化したトラックパッドを選択した。また、T431では「Windows 7」が選択可能となっている点も注目に値する。企業顧客にとってWindows 8は現在まだ評価検討中の製品となっているため、Windows 7が大勢を占めている。
Lenovoのリサーチで注目すべきは以下の点である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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