ますますローカル検索とレビューのサイトに近付いているFoursquareは米国時間3月14日、「Android」版アプリのアップデートにともない、いくつかの新機能を提供開始した。
中心となる新機能は、人気スポットのレコメンデーションだ。
Foursquareは14日、ブログ投稿で「ユーザーが初めての都市や地域にいるときは、人気のある場所やスポット、必見のアトラクションなどが表示される」と述べた。「地元にいるときは、『注目の新規』スポット、つまり近隣で最近オープンした場所が示される」
この機能は、ユーザーが「Android」デバイスでアプリを開いた直後にポップアップする。また、ピザやランニングシューズといった特定のアイテムを探せる検索バーもある。旅行者にも地元の人にも役立つようにとのアイデアだ。
どこかで聞いたことがある機能かもしれない。それもそのはず、基本的にはYelpも同様のサービスを提供している。Foursquareの最高経営責任者(CEO)Dennis Crowley氏は、先週開催されたSouth by Southwest Interactiveで、Yelpの領域に参入する計画があることをほのめかしていた。チェックインサービスを封印し、ローカル検索のシェアを奪う狙いだ。
Foursquareはここ1年、チェックインソーシャルネットワークから総合的なロケーション検索エンジンへと徐々に軸足を移してきた。2012年11月にはローカルビジネスを対象とした10点制の評価システムを提供開始し、10月には新しいウェブサイトを立ち上げた。このウェブサイトは非会員にも公開され、優れた検索ボックスを備えている。さらに2013年2月には、非会員とも情報を共有できるベニュー(場所)ページを登場させた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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