米連邦通信委員会(FCC)は米国時間3月12日、T-Mobile USAとMetroPCS Communicationsの合併を正式に承認した。また米司法省もこの合併を承認している。
FCCの委員長であるJulius Genachowski氏は声明で、この合併により米国の無線通信市場が「活力のある競争と、競合各社の活性化に向けて」強化されると述べている。
一方、米司法省は声明で、MetroPCSが限られた地域でサービスを提供しており、T-Mobileは全国的にサービスを提供していることから、両社の合併を承認しても全国レベルでの競争が阻害されることはないはずだと述べている。また、MetroPCSは4大事業者もサービスを提供する市場で競合しているため、合併後の新会社によって反競争的行為がなされる可能性はないはずだという。
両社の合併は2012年10月に発表された。合併提案書によると、T-Mobileの親会社であるDeutsche Telekomが現金15億ドルを支払うことで新会社の株式74%を取得するという。MetroPCSの株主らは残り26%の株式を所有する。なお、新会社の社名はT-Mobileとなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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