T-Mobile USAの親会社であるDeutsche Telekomは米国時間10月3日、プリペイド式サービスを提供する通信事業者MetroPCSとT-Mobileの合併に合意したと発表した。
合意によると、MetroPCSの株主は現金15億ドルと合併後の新会社の株式26%を取得する予定だという。残り74%の株式はDeutsche Telekomに割り当てられる。
合併が実現するには、米連邦通信委員会と米司法省による承認が必要である。合併は2013年前半に完了する見込み。
Deutsche Telekomの最高経営責任者(CEO)を務めるRene' Obermann氏は声明で、「拡大する米国ワイヤレス市場におけるDeutsche Telekomの地位を強化する、MetroPCSとの今回の契約を非常に光栄に思う」と述べた。「T-MobileとMetroPCSは、業務運営と文化の両面において戦略的に合っている。新企業はワイヤレス業界のリーダーとなり、その規模、活動領域、財政、その他のリソースによって地理的なサービス提供範囲を拡大し、あらゆる種類の顧客に対する選択肢を広げ、特に次世代LTEネットワークの分野での革新を続けていくことになるだろう」(Obermann氏)
Deutsche Telekomは、ワイヤレス事業者2社の合併によって、規模で勝るAT&TやVerizon Wirelessに対する競争力が強化されることを期待している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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