Microsoftが3月の月例パッチの内容を発表した。
米国時間3月12日に公開される修正パッチは全部で7件あり、そのうちの4件は深刻度が「緊急」となっている。
深刻度が「緊急」となっているパッチの1つ目は「Internet Explorer(IE)」向けで、「Windows XP」から「Windows 8」、および「Windows RT」で動作するIE6〜IE10の全バージョンが対象だ。2つ目は、オンラインビデオなどのリッチコンテンツの表示を可能にするブラウザ用プラグイン「Silverlight」向けのパッチで、「Windows」と「Mac OS X」の両方が対象となっている。
深刻度が「緊急」のパッチ3つ目は、「Microsoft Visio」および「Microsoft Office 2010 Filter Packs」の脆弱性に対処するものだ。
深刻度が「緊急」のパッチ4つ目は「Microsoft SharePoint Server」の脆弱性に適用されるため、影響を受けるのはビジネスユーザーのみだ。残りの3件のパッチは深刻度が「重要」となっていて、それほど深刻ではないものの、Microsoftはこれらのパッチもインストールすることを奨励している。
「Windows Update」が自動で行われるように設定している場合、深刻度が「緊急」のパッチは自動的にインストールされるが、深刻度が「重要」のパッチをインストールするには、ユーザーが手動で選択する必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果