Tumblrは間もなく、増加するモバイルユーザーがスポンサー付きコンテンツを閲覧できるようにすることで、Tumblrユーザー1億6500万人のより多くに広告主がリーチできるよう支援する予定だ。
Tumblrの製品担当バイスプレジデントを務めるDerek Gottfrid氏は、Bloombergに対して、2013年上半期に企業がTumblrを使った最新情報やブログサイトをモバイル端末上で宣伝できるようにすると語った。
Tumblrは2007年に創設され、現在1億近くのブログサイトを管理しているが、広告分野ではまだ新顔だ。同社は2012年3月に初めて、一部の顧客に限定的に広告を販売し始めた。現在は、2万5000ドル以上支払える広告主に対して、コンテンツを公開する「Tumblr Radar」とブランドブログの宣伝用である「Tumblr Spotlight」という2種類の広告ユニットを提供している。だが、Tumblrのモバイルアプリは、時折Tumblr Radarの最新情報を公開するだけとなっている。
Tumblrが広告ユニットをモバイル環境に拡大すること目指すというニュースは、意外ではない。この動きは、実際に利益を生む企業になることを目指す同社の目標の一部だ。2013年1月の時点でGottfrid氏は米CNETに対し、多くの広告主に対応する準備がようやく整い、2013年は広告ユニットのモバイル化を優先事項にすると語っていた。
Gottfrid氏によると、Tumblrは依然としてウェブでの関心を順調に高めているが、モバイルは同社にとって成長がより速い媒体だという。現在ではTumblrサインアップの相当数が、まず同社のモバイルアプリを通じて実行されている、とGottfrid氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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