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Facebookに魅力を感じない若者たち--その理由を探る - (page 2)

Jennifer Van Grove (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年03月07日 07時30分
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 サービス利用規約と米連邦政府の規定に明記されているように、厳密に言うと、12歳以下の子どもたち(ある米CNET編集者の娘も含まれる)は、Instagramを使うことを認められていない(ただし連邦政府の規定は7月に改定される予定で、子どもたちはもっと簡単にInstagramに登録できるようになる。Facebookはこの改定を求めて、懸命なロビー活動を行ってきた)。とはいえ、Altimeter GroupのプリンシパルアナリストであるBrian Solis氏によると、子どもたちはそれでもInstagramを見つけ出しており、その大きな理由は、子どもたちがFacebookに登録するのを親が認めようとしないことだという。ティーンエイジャーがInstagramに登録するのは、Facebookが「あまりにも偉大な」ソーシャルネットワークになり、自分の祖父母にまでつながってしまうからだ、と同氏は述べた。

あるティーンエイジャーのInstagramアカウント
あるティーンエイジャーのInstagramアカウント
提供:Screenshot by Michelle Meyers/CNET

 何と皮肉なことだろうか。Alanis Morissetteの楽曲の歌詞のようだ。かつては大学生がこっそりと楽しむ、お気に入りの麻薬だったFacebookは、今ではとてもたやすく利用および受容されるようになり、皆が白昼堂々と、そしてもっと悪いことに職場でも利用するようになった。確かに、12歳のスケートボーダーがFacebookから何らかの価値を引き出すこともあるだろう。しかしそれは、われわれがLinkedInを使う場合と同じような、いい子ぶった利用にすぎない。

 「われわれは食べ物や風景の写真を撮る。しかし、ティーンエイジャーはInstagramを使って、自分たちの写っている写真を共有する。共有する写真が多ければ多いほど、反応も大きくなる。居心地のいい場所から積極的に外に出ようとすればするほど、反応する人の数も多くなる」(Solis氏)

 トゥイーンとティーンエイジャーは「Like」やフォロワー、コメントなどの形で、より多くの反応を引き出すという概念に病みつきになっている、と同氏は述べた。彼らはお互いの写真をLikeし合うという戦術を用いる。そして、無数のハッシュタグを使って、自分の写真をより多くのユーザーに見せ、プロフィールでは、フォロワーの数を増やしたいと思っていることを宣伝する。

 ティーンエイジャーの間でInstagramがどれだけ人気があるのかを確かめることは、彼らから話を聞かない限り、非常に困難だ。そして、この現象に関するデータは実際に存在する。ティーンエイジャーのオンライン行動を調査している数少ない企業の1つであるNielsenは、この最も若い人間集団のウェブ利用のみを追跡できる。Nielsenが米CNETに述べたところによると、Instagramは米国の12~17歳の若者の間で最も人気の高い写真ウェブサイトで、2012年12月には130万人のティーンエイジャーが同サイトを訪問したという。同社の集計によれば、同月、インターネットを利用する米国のティーンエイジャーの約10人に1人がブラウザを使ってInstagramを訪れたという。

 ついでに言うとこの証拠は、Instagramがトゥイーンとティーンエイジャーに好まれるソーシャルネットワークであることを非常に明確に示している。筆者の個人的な知り合いの1人は、2人のティーンエイジャーの少年が日常生活の中で同アプリケーションをどのように利用しているのかを直接観察する機会を与えてくれた。筆者は友達の子どもや、友達の友達を通じて見つけたほかの子どもたちからも話を聞いた。

 サンフランシスコのベイエリアに住むBeth Blecherman氏の14歳の息子は、友達全員が自分のソーシャルネットワークとしてInstagramを使っていたので、13歳のときに同アプリケーションをダウンロードした。南カリフォルニアのカテドラルシティ高校に通う16歳の少女であるMarisaさんは、1年以上前からInstagramを利用している。高校の友達の大多数が同アプリケーションを使っている、と話した。そして、サンディエゴに住む友人の12歳の息子は同アプリケーションにあまりにも夢中になっているので、2013年にアカウントが一時停止されたときには涙を流した。

 「ティーンエイジャーは誰よりも先にInstagramをソーシャルネットワークとして認識した。ほかのすべての人は、Instagramをカメラアプリとして扱った」(Solis氏)

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