博報堂DYホールディングスは2月28日、広告主企業向けソーシャルメディア分析ツール「Topic Finder for Advertiser(TFA)」に有償オプションの新機能を追加したと発表した。「CM出稿・番組露出量の波及効果分析」と「Twitter詳細分析」の2つが追加されている。
CM出稿・番組露出量の波及効果分析は、調べたいブランド名やキーワードがソーシャルメディア上でどのように発言されているかを、関連するCM出稿やテレビ番組の露出状況と紐付けて分析できる。
CM出稿量と番組露出量の増減と、ソーシャルメディア上のクチコミ量の変化を連動させて時系列で比較することで、実施したプロモーションの反響、波及効果を効率的に調べられるという。CM出稿とテレビ番組露出に関するデータは、エム・データが構築する「TVメタデータ」を使用する。
Twitter詳細分析は、Twitterの全体ツイート数だけでなく、リツイート数やフォロワー数、ハッシュタグごとの発言量などの時系列分析ができる機能。フォロワー数の多さで分析対象ユーザーを絞り込んだり、ツイート数にリツイート数、フォロワー数を掛け合わせることで、リーチのボリュームを把握するなど、詳細な分析が可能だという。テレビ番組の局公式ハッシュタグを用いて、番組放送中のツイート集計、分析もできる。
TFAは、博報堂DYグループの横断組織「博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター」がASPサービスとして提供している。
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