繰り返し使用の「エネループ」、高容量の「充電式エボルタ」で充電池を一新

加納恵 (編集部)2013年02月28日 14時40分
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 パナソニックは2月28日、充電池「エネループ」と「充電式エボルタ」に新製品を発表した。エネループは繰り返し回数、充電式エボルタは電池容量のアップを実現している。発売は4月26日。両ブランドともに単3と単4をハイエンド、スタンダード、お手軽の3タイプでラインアップする。

 エネループは高容量の「エネループ プロ」、スタンダード「エネループ」、繰り返し使用に優れる「エネループ ライト」と全シリーズのデザインを一新。従来のエネループロゴにパナソニックロゴを加えた形へと変更された。

 エネループでは、正極材料を改良することで、繰り返し使用回数を従来の約1800回から約2100回へとアップ。これは正極活物質表面の導電層の劣化を抑制させることで実現したもので、同社によるとスタンダートモデルは業界最高の繰り返し使用回数になるとしている。あわせてエネループ ライトも繰り返し使用回数を約5000回(現行品は約2000回)へと引き上げている。

  • エネループ プロ 単3(電池容量:2450mAh、繰り返し使用回数:約500回)
  • エネループ プロ 単4(電池容量:900mAh、繰り返し使用回数:約500回)
  • エネループ 単3(電池容量:1900mAh、繰り返し使用回数:約2100回)
  • エネループ 単4(電池容量:750mAh、繰り返し使用回数:約2100回)
  • エネループ ライト 単3(電池容量:950mAh、繰り返し使用回数:約5000回)
  • エネループ ライト 単4(電池容量:550mAh、繰り返し使用回数:約5000回)
  • 左から「エネループ pro/エネループ/エネループ lite」

  • エネループパッケージ。パナソニックロゴを配したデザインに変更された

 高容量化を実現した充電式エボルタは、スタンダードモデルとお手軽モデルの「充電式エボルタe」に加え、ハイエンドモデルを新たにラインアップさせた。

 ハイエンド、スタンダードモデルには、電解液の組成を最適化するとともに、水酸化ニッケルを主成分とする正極活物質のエネルギーを効率的に取り出せるよう改良することで容量アップを実現。繰り返し使用回数を低下させることなく、単3スタンダードモデルで従来比50mAhを、ハイエンドモデルでは高容量タイプの従来製品に比べ100mAhの高容量化を図った。

  • 充電式エボルタ/ハイエンド 単3(電池容量:2500mAh、繰り返し使用回数:約300回)
  • 充電式エボルタ/ハイエンド 単4(電池容量:930mAh、繰り返し使用回数:約300回)
  • 充電式エボルタ/スタンダード 単3(電池容量:1950mAh、繰り返し使用回数:約1800回)
  • 充電式エボルタ/スタンダード(電池容量:780mAh、繰り返し使用回数:約1800回)
  • 充電式エボルタe 単3(電池容量:1000mAh、繰り返し使用回数:約4000回)
  • 充電式エボルタe 単4電池容量:650mAh、繰り返し使用回数:約3000回)
  • 「充電式エボルタ」。左からハイエンド、スタンダード、お手軽タイプの「充電式エボルタe」

  • 充電式エボルタのパッケージ

 両シリーズともに店頭想定価格は、ハイエンドタイプが2、4本パックで1000~1900円、スタンダードタイプが2、4、8、12本(単3のみ)パックで900~4000円、お手軽タイプが2本パックで600円になる。

 あわせてニッケル水素電池用の急速充電器も発表された。従来エネループ、充電式エボルタはそれぞれ専用の充電器が必要だったが、新製品「BQ-CC11」(店頭想定価格:4000円前後)では、両シリーズともに充電することが可能になった。本体には独自の「エコナビ」を搭載し、充電完了後、コンセントに差したままでの消費電力の実測値を0.005W未満に抑えられるとのこと。電圧、温度を監視することで、充電時間とエネルギーを5%短縮することにも成功した。

  • ニッケル水素電池用急速充電器はエネループ、充電式エボルタに両対応

  • 単1、単2用のスペーサー。パナソニックロゴデザインに統一された

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