スペイン、バルセロナ発--米CNETは、サムスン電子が同社の次期フラッグシップスマートフォン「GALAXY S IV」を米国時間3月14日に発表する予定であることを確認した。
サムスンは2月24日午前、ニューヨークで3月に開催予定の「Samsung Unpacked」イベントの招待状を送付した。その招待状に詳しいことはほとんど書かれていなかったが、上級幹部の1人はそのイベントでGALAXY S IVが発表されることを米CNETに認めた。
「GALAXY S III」の大成功を受けて、「GALAXY S」シリーズの後継機種に対する期待は急激に高まっている。GALAXY S IIIは2012年、Appleの「iPhone」の真のライバルとして出現し、2012年後半に「iPhone 5」が発売された後も販売台数を伸ばした。
実際のところ、サムスンのじらし作戦によって、Mobile World Congress(MWC)におけるほかの多くの発表の影が薄くなる可能性が高い。International Consumer Electronics Show(CES)と同様に、MWCも、多くの主要企業が独自に発表を行う道を選択する中で、重要性が低下している。HTCは先週、ロンドンとニューヨークで開催した独自のグローバルイベントで、同社のフラッグシップスマートフォン「One」を発表した。
以前の報道は、発表日を3月14日と予測していた。そして、GALAXY S IVに搭載されるスペックとして、さまざまなものがうわさされている。
それらのスペックには、うわさの8コア「Exynos」プロセッサ、それとは別の8コアGPU、4.99インチの「Super AMOLED」ディスプレイ、2GバイトのRAM、1080p動画撮影機能を備えた13メガピクセルの背面カメラ、2メガピクセルの前面カメラ、「Android 4.2.2」(開発コード名「Jelly Bean」)として知られる最新バージョンのAndroidなどが含まれる。
サムスンが米CNETに話したところによると、同社は独自の新しいセキュリティソフトウェア「Knox」をGALAXY S IVに組み込むことも検討しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」