ゲーマーがMicrosoftよりもソニーの方がいいと考える重要な分野の1つが、オンラインプレイだ。複数プレーヤーでのゲームからNetflixのストリーミングまで、Xbox 360を使ったオンラインでの交流のほぼすべてが、有料の「Xbox LIVE」を必要とする。ソニーはこれまでずっと、「PlayStation Network」サービスを無料で提供してきた。ただし、有料の「PlayStation Plus」には、クラウドへの保存や、自動アップデート、無料やディスカウント版のオンラインゲームなどの特典がある。
しかし、MicrosoftがほぼすべてのXbox 360ユーザーから徴収している60ドルは、決して小さい額ではない。PlayStationのオンラインサービスがリニューアルしたことによって、料金を支払う必要性を感じるユーザーが増えるかもしれない。とはいえ、オンラインコミュニティー機能への関心度によっては、そのサービスが必要な年間利用料であると感じるのか、それともなくても困らないと感じるのかは分からない。
こうした種類のイベントでは初めてかもしれないが、われわれは、いくつかのゲームも見たし、コントローラも見た。そして「Kinect」風の新しい「PlayStation Eye」カメラまで目にした。しかし、新しいコンソール自体がどのような外観になるのかは見られなかった。それはAV機器のような四角い箱形だろうか。あるいは、「Roku」のような、小さなパック型だろうか。PS3のような、プラスチックとクロームパーツを使った曲線的ですきのないデザインになるのだろうか。現時点ではまったく分からないし、これが発表されなかったことは、このイベントで最も奇妙なことだったかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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