スクラップブックサイトを運営するPinterestは、新たな資金調達ラウンドで投資家らの支持を勝ち取り、25億ドルという企業価値に基づき2億ドルの資金を調達したという。米CNETがPinterestに確認した。
この資金調達ラウンド(数週間前から模索中であるとうわさされていた)はValiant Capital Managementを幹事投資企業として実施されたもので、AllThingsDが最初に報じた。既存の投資家であるAndreessen HorowitzやBessemer Venture Partners、FirstMark Capitalはいずれも、ちょっとしたお宝をデジタルピンボードに貼り付ける、皆から愛されている同サイトのさらなる成功を見込み、投資金額を増やしている。
Pinterestの共同創業者兼最高経営責任者(CEO)であるBen Silbermann氏は米CNETへの声明で「多くの人々が興味の対象を新たに発見し、そういったものを日々の生活に取り入れるためのインスピレーションを得られるように手助けするのがわれわれの目標だ」と述べるとともに「今回の資金調達により、このビジョンの実現にまた一歩近づいた」と述べている。
同社の広報担当者は、同社が新たに得た資金を、引き続きテクノロジや機能の整備、そして優秀なエンジニアの採用、デザインやビジネスに明るい人材の採用に使うほか、国際的な事業拡張やインフラへの投資、さらに「人材面とテクノロジ面の双方で戦略的な買収」のために使う予定だと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」