2画面を生かせるアプリとして、MetaMojiの手書きノートアプリ「Note Anytime for Android」とスパイシーソフトのコミックアプリ「マンガゲット」が正式リリースに先駆けて披露された。
Note Anytimeは、iOS向けに提供されており、非常に滑らかな線で文字や絵を描けることから手書きアプリとして人気のあるアプリだ。
MetaMoji代表取締役社長の浮川和宣氏は、「Android版も企画してきたが、Android版は9インチ、10インチなどいろいろな携帯電話の形があるので実は少し時間がかかっている。その開発の途中で出会ったのが今回のスマートフォン。僕たちも開発者集団だから、すごいと思った。熱意が直に伝わってきて、何かしようとみんなで話し合った」と開発経緯を明かした。
またMEDIAS Wについて、「一方で動画を見て、片方でメモを取れる。薄くて便利、未来は皆このようになるかもしれない。私たちもこれからの時代、新しい感動を呼べるようなものをつくりたい」と笑顔で語った。近日中にベータ版として無料ダウンロードで公開し、正式版は4月ごろを予定しているという。
マンガゲットは、漫画投稿&共有のソーシャルサービスだ。これまで5000人を超える漫画作家が活動しており、4万8000話を超える漫画が投稿されているという。
フィーチャーフォン時代のコマごとに見せていた表示方法から、スマートフォンに変わったことで、1ページで見られるようになったという。しかし、紙のように見開きならではの表現などできなかったことがあるとし、「電子書籍の中でマンガはブレークスルーできていないコンテンツ。(2画面になることで)マンガがもっとブレイクしてくれるのではないかと楽しみにしている」(スパイシーソフト 代表取締役CEOの山田元康氏)と期待を寄せた。
一方で、開発について「今回の話しを数週間前にもらったとき、1機種のためにやるのは大変だと思った。けれど、特殊な作業は一切不要だった。Androidはもともと縦横にあわせて画面サイズを検知して表示を切り替えるが、横置き、縦置きの表示をチューニングするだけで2画面のときに見開きにするようにできた」と語った。
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