KDDI、KDDI研究所、ジュピターテレコムは2月6日、フルハイビジョンとスーパーハイビジョン(4K/8K)の超高精細映像を高圧縮して、同時に伝送できる映像圧縮符号化方式を開発し、CATV網を利用した伝送実験に世界で初めて成功したことを発表した。
従来のフルハイビジョンは1チャンネル、スーパーハイビジョンの4Kは2チャンネル、8Kは5チャンネルの帯域を必要としていたが、新方式では従来比約2分の1となる4チャンネル分の帯域で、フルハイビジョン映像とスーパーハイビジョンの4K/8K映像の同時配信が可能となる。
この技術によって、CATVインターネット伝送技術を活用して、既存のCATVサービス(放送、電話、インターネット)へ影響することなくフルハイビジョン、スーパーハイビジョンの映像を配信できるようになり、大型モニターを使用するパブリックビューイングや家庭への配信も期待できるとしている。
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