NECパーソナルコンピュータは、個人向けパソコン「LaVie」「VALUESTAR」シリーズ9タイプ43モデルを、2月7日に発売すると発表した。
今回の新商品はすべて、マイクロソフトの新しいOfficeソフトを搭載する。新しいOfficeは、文書保存先にマイクロソフトのクラウドサービス「SkyDrive」が用意され、所有する機器との連携なども行える。NECでは、独自機能として「動画ナビOffice編」を提供。新機能をわかりやすく解説するほか、「ソフト&サポートナビゲーター」でも新しいOfficeテンプレート集へのアクセスを提供するなど、Officeの最新機能を習得するために便利な機能を搭載した。
さらに、テレビPC連携としてスマートフォンやタブレットをリモコンにできるアプリ「Smartリモコン」を強化。電源のオン/オフやチャンネルの切り替えが行えるほか、新たに公式のハッシュタグをもとに、「つぶやき」の盛り上がりをグラフ表示する「つぶやきメーター」や簡単にTwitter経由で録画予約ができる機能を搭載した。
また、音楽配信サービスとして定評ある「music.jp」対応アプリをプリインストールする。ハイレゾ音源を始め、100万曲以上の音楽を簡単に購入(有料)できるサービスだ。スマートフォンやポータブル音楽プレーヤーと同期するなどコンテンツ管理だけでなく、「VALUESTAR W」(21万5000円前後~)「VALUESTAR N」(12万5000円前後~)「LaVie L」(10万5000円前後~)には、YAMAHAサウンドシステムを搭載したモデルを用意しており、音楽やCDなどを高音質で楽しめる。
このほかに、モバイルPCも強化している。BDXL対応のBlu-ray Discドライブを内蔵したコンパクトモバイルモデル「LaVie M」シリーズ「LM750/LS」(15万円前後)ほか、15.6型ワイド液晶搭載ノートPCとして世界最薄の 薄さ12.8mmの「LaVie X」(16万円前後~)、世界最軽量約875gのUltrabook「LaVie Z」(13万5000円前後~)には、最新の第3世代インテル Core i7-3537Uプロセッサ(2GHz、インテルターボ・ブースト・テクノロジ2.0に対応、最大3.10GHz)を新たに搭載した。
なお、パソコンショッピングサイト「NEC Direct」では、Windows 8 ProやCore i7プロセッサモデル、ワイヤレスTVデジタルモデルなども用意している。
NECでは、大きくユーザーインターフェースが変わったWindows 8搭載モデルは「全員が初級者」と位置付ける。Windows 8を解説した動画コンテンツを強化しているほか、買い換えしやすくする引っ越しソフト「ファイナルパソコンデータ引っ越し」などを添付し、誰もが「安心」「簡単」「快適」に使えるPCを目指す。
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