モバイルアプリ開発を本業にしたい人に贈る5のアドバイス - (page 2)

Tim Mackenzie (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年02月05日 07時30分

#4:柔軟性

 アプリの規模や複雑さにかかわらず、自らで開発を行う際には、設計方法や、プロジェクトのスケジュール、リリース時期を個人の判断で決定できる。しかし、こういった柔軟性にはさまざまな責任がついて回る。テストを大急ぎで終わらせ、バグの潜んだアプリをリリースする(そして顧客からの苦情を自ら処理する)こともできる。また、完璧主義者になってずっと製品を改良し続け、いつまで経ってもリリースしないこともできる。何を、いつリリースするのかを決めるには芸術的なセンスが必要なのである。こういった経験がないのであれば、それに関する文献を当たり、できる限り知識を吸収するようにしてほしい。

 またこういった柔軟性には、スケジュールが厳しい場合であっても、多くの大企業よりもアプリのアップデートやバグフィックスに対応しやすいという利点がある。Google Playにはアプリの検証手続きがないため、Androidアプリのアップデートを作成した後、すぐにリリースすることもできる。

#5:次のステップ

 多くの開発者は、自らの時間でアプリを開発するというアルバイト的なアプローチを採用し、会社からの給与を主な収入源として確保しておくことに満足している。しかし、アプリ開発をフルタイムの仕事にしようと計画しているのであれば、アプリの開発作業に注力するだけでなく、独立に向けた調査と基盤作りを今すぐにでも始めるようお勧めしたい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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