年初に立てた目標を思い出してみて、今も達成を目指してがんばっていることはあるだろうか。いつもより30分早く起きる、10kgやせる、禁煙する……。心当たりはあれど、その目標を立てたときはすでに遠い昔のような気がするなら、本書で目標をあきらめてしまう原因を知り、対策をたてよう。
「がんばる」という意志の力だけでは、目標を達成できないことを、すでにこの本を手に取った人は身にしみて感じているはずだ。
なぜ目標をあきらめてしまうのか。著者は目標を達成できるようにする「仕組み」を作っていないからだと指摘する。そこで目標を達成するため45個もの方法を提案している。「そんなことは分かっている」と思うものもあるかもしれない。だがたとえば「目標を即座に言えるようにする」「風邪をひかない」といったことは、基本的なことに思えても、その重要性を見落としがちだ。
3日坊主を脱却し、目標達成のための努力を続けられる人になりたいがどうしても続かないという人に本書は、小さな一歩を次の一歩へつなげていくためのヒントをたくさんくれる。歩幅は小さくても、歩き続けることで、気づけばスタート地点からは遠く離れて、ゴールが間近に迫っているだろう。
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