1月17日、中国のPC大手レノボグループとシャープがテレビ事業で提携すると、一部メディアが報じた。これに対しシャープは「当社が発表したものではなく、また決定した事実もない」とコメントを発表した。
報道によると、中国で販売網を持つレノボと提携することで、シャープが液晶パネル工場の稼働率を向上させることが狙いとしている。
シャープは、AV・通信機器と液晶事業などの落ち込みから経営が悪化、2012年度の通期業績見通しでは、当期純損失が4500億円の赤字になると発表されている。
2012年3月には、台湾・鴻海グループとの業務提携をし、液晶テレビやパネル、携帯電話などでの協業を進めていくことを明らかにしていたが、現在交渉は難航している。一方12月には、クアルコムと資本提携を締結し最大で約99億円の出資を受け入れることが発表されている。
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