米連邦航空局(FAA)は、機体に搭載しているバッテリの安全性が証明されるまで「Boeing 787 Dreamliner」の運行を停止するよう命じた。
同措置は、1月16日に全日本空輸(ANA)のフライトで、バッテリの発煙とみられるトラブルで乗客避難という事態が発生したことを受け、ANAと日本航空(JAL)が同機での運行を停止した直後に取られた。
FAAは声明で次の通り述べた。「16日に日本で発生した飛行中のBoeing 787のバッテリ事故を受け、FAAは緊急の耐空性改善命令(AD)を発令する。同機でのバッテリ出火のリスクに対応し、一時的に運行を停止することを求める。米国で登録されているBoeing 787機を運行する航空各社は、次回運行の前に、バッテリの安全性をFAAに実証する必要がある」
同様の事故は1月7日にも発生しており、JALの787機がボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港で発火した。補助電源装置のバッテリパックに起因するものであった。同事故を受け、FAAは、同機の総合的な見直しを実施すると発表していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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