Appleの次世代「iPad mini」は高解像度のRetinaディスプレイを搭載する見込みだと、KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が予測している。
MacRumorsが米国時間1月15日夜に詳報を伝えた投資家向けメモの中で、Kuo氏はより大画面の「iPad」に既に備わっているのと同様のRetinaディスプレイが「iPad mini 2」に搭載されるとの見方を示した。
このアップグレードは、消費者だけでなく開発者にもメリットをもたらすだろう。同じ高解像度アプリを開発すれば、両方の「iPad」モデルに対応できるようになるからだ。また、Kuo氏によれば、9.7インチ版のiPadも次期バージョンではさらに軽く、相当に薄くなり、現行のiPad miniで使われているのと同じ薄型ベゼルが採用されるという。
どちらのiPadも、2013年第3四半期に発売されるとKuo氏は予想している。
それ以外に、Kuo氏は2013年のAppleについてどう考えているのだろうか。
Kuo氏によれば、AppleはRetinaディスプレイモデルではない「MacBook Pro」を2013年中に廃止し、Retinaディスプレイモデルのみに注力するが、現在の製品ラインナップより価格を下げるという。また、RetinaディスプレイモデルのMacBook Proの設計もいくつかの点で変更される可能性がある。
「MacBook Air」は、その薄いデザインのためにRetinaディスプレイには適さないようだ。その代わりに、大きな変更としてインテルの次世代チップセット「Haswell」が採用されるという。その時期は2013年第2四半期後半になるのではないかということだ。
同様に、「iMac」にRetinaディスプレイが搭載されることは2013年にはなさそうだとKuo氏は述べている。ただし、「Mac mini」とともにHaswellチップにアップグレードされる可能性はある。
「iPod touch」は、容量が8Gバイトで背面カメラを搭載しない第5世代モデルの改良版が、199ドルで発売される可能性がある。その場合、第4世代モデルの発売は終了されるだろう。
そして最後に、「Apple TV」については2013年中にマイナーアップデートが行われるかもしれないが、期待の高いApple製テレビは2014年まで発売されないだろうとKuo氏は分析している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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