米国務省が難色を示す中、Eric Schmidt氏が米国時間1月7日に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪れる予定だ。
The Associated Pressによると、現在、Googleの会長を務める同氏は北京に滞在中で、人道的任務を遂行するため、4日間の予定で北朝鮮を訪問するという。ニューメキシコ州の前知事Bill Richardson氏が率いる代表団のうちの1人として同行する。
米CNETはGoogleにコメントを求めたが、現時点では回答を得られていない。
米国による経済制裁を受けている同国を訪れるのに今は適切なタイミングではないとして、国務省は難色を示していた。国務省の報道官は訪問に反対する理由として、北朝鮮による先ごろのミサイル発射を挙げている。
Richardson氏は、Schmidt氏が、北朝鮮の経済問題や同国でのソーシャルメディアの利用に興味を抱く一般市民として北朝鮮に渡ると述べている。
Richardson氏はCBS This Morningの取材に対し、「私がEricを招待した」と述べている。「彼は一般市民として行く。Googleからの出張ではない。私の友人でもある彼は、外交に興味をもっている。われわれの訪問に、より幅広い視点が加わることは重要だと考えた」(Richardson氏)
また一行は、容疑不詳のまま拘束されたことが12月に北朝鮮によって発表された、韓国系米国人Kenneth Bae氏について照会する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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