頻繁に変更されるFacebookのプライバシー管理機能だが、このほどまた新しい機能変更が段階的に公開されつつある。
The Next Webによると、ユーザーがFacebookにログインするとプライバシーに関する新しい通知とメニューが表示されるようになったという。これらのアップデートが最初に反映されているのはニュージーランドのFacebookユーザーのようだ。
The Next Webが掲載したスクリーンショットを見ると、新たに表示されるメッセージは今回の変更について注意を促すもので、特定のユーザーをブロックする方法の説明が記載されている。
プライバシーに関するショートカットメニューは、Facebookページの上部にあるメインのツールバーに組み込まれた。これまで、プライバシー設定ページにアクセスするにはツールバーの右端にある下向き矢印をクリックしなければならなかった。新しいメニューは目に留まりやすくなったほか、さまざまなプライバシーオプションをどう設定するかに関する基本的な質問が表示されており、一見したところ特定の機能を管理しやすくなっているようだ。
「Privacy Settings and Tools」(プライバシー設定およびツール)ページでも、「誰が自分のコンテンツを閲覧できるのか」「誰が自分を検索できるのか」など、具体的な質問に基づいてプライバシー管理機能を細かく分類している。The Next Webによると、このページにはユーザーのすべてのプライバシーオプションに関する概要が記載されており、ユーザーのタイムラインが検索エンジンによってインデックス化されないよう確認することもできるという。
Facebookは米CNETの取材に対し、「われわれは現在、いくつかの特定の国で新しいツールをテストしているところで、今後1週間かけて他の国々にも公開していく予定だ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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