Research In Motion(RIM)が「BlackBerry 10」イベントを米国時間1月30日に開催することを正式に発表した。
RIMは12月17日、BlackBerry 10を世界に披露するイベントへの招待状を一部の報道各社宛てに送付した。同イベントは、ニューヨーク市のPier 36で開催される。「同製品を最初に目にすることができる」と招待状には記されている。RIMは同イベントの詳細には触れていないが、招待状は「Re-designed. Re-engineered. Re-invented.」(再設計、再構築、再発明)という文句で結ばれている。
RIMは2012年11月に、BlackBerry 10を1月30日に発表する予定であることを明らかにしていた。同社はフルタッチスクリーン端末に加えて、現行の「Bold」に似た端末を発表すると期待されている。
BlackBerry 10は何度か発表が延期され、RIMがより広範囲にわたって抱える問題をさらに悪化させる事態を招いている。RIMの市場シェアは減少傾向にあり、同社がかつては占有していたエンタープライズ分野においても「Android」と「iOS」が進出してきている。BlackBerry 10は、業績回復に向けたRIMの最後にして最大の望みの綱であると考えられている。
最後の延期以来、RIMは同社のOSを予定通りに市場に提供しようと多大な努力を払ってきた。同社は10月、通信事業者テストを開始したと発表し、作業が確実に進行していることを示した。RIMは17日、BlackBerry 10の「Technical Preview」プログラムが開始され、政府機関や法人顧客が同OSのベータテストを実施できるようになったことも発表している。
RIMは1月30日のイベントで、「Notebooks」というBlackBerry 10の新機能を披露すると予想されている。開発者ドキュメントには、同機能が「ノートブックエントリを含むフォルダのようなオブジェクト」であるとされている。同OSでは、電子メール、コンタクト、カレンダーといった主要なアプリケーションも改良される予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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