Facebookが、2012年に同サービスで最も人気の高かったトレンドの上位を発表した。これに併せて、ユーザーが自分の1年を振り返ることができる新機能についても提供を開始した。
「2012年のトレンド」は、ソーシャルネットワークのFacebookが同サービスで今年最も人気のあったトピックを分析してまとめたものだが、意外な項目はあまりない。Facebookで2012年に最も話題になった出来事(米国)は、第1位が米国の大統領選挙で、以下、第46回スーパーボウル、歌手Whitney Houstonさんの死去と続く。さらに巨大ハリケーン「サンディ」、ロンドンオリンピックがトップ5入りを果たした。
2012年のトップソング(米国)はFunの「We Are Young」で、Gotyeの「Somebody That I Used to Know」、Carly Rae Jepsenの「Call Me Maybe」が続いた。Facebookで最も話題になった映画(米国)の上位は、「ハンガー・ゲーム」「アベンジャーズ」「Magic Mike」であった。
また、位置情報の共有機能が本格稼働したことを受け、Facebookは、「今ここにいる」と友達に数多く報告された場所のランキングも公開した。最もチェックインが多かったのはニューヨーク市のタイムズスクエアで、さらにカリフォルニア州のディズニーランドとAT&Tパークが続くという、これらの場所で1度でも人混みに遭遇したことがある人には驚きのない結果となった。
Facebookの2012年のトレンド発表の前には、GoogleとTwitterも同様の発表を行っていた。Facebookにおける大統領選挙の人気度を考えると驚きではないが、この年のツイート1位は、Obama米大統領によるフォロワーに向けた「Four more years(あと4年)」というメッセージだった。Googleは米国時間12月12日、「Zeitgeist 2012」において、死去したWhitney Houstonさんが2012年の検索キーワードのトップになったことを発表している。
Facebookは併せて、各アカウントについて「Year In Review(今年のまとめ)」機能を公開した。FacebookのユーザーはYear In Reviewページで、「生活の中で起きた出来事、目を引いた投稿、最も人気のストーリーなど」の、自らの個人的なトップ20を見ることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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