ヤフーは12月12日、サイバーエージェントの子会社で、FX(外国為替証拠金取引)サービスを展開するサイバーエージェントFXの全株式を取得することを発表した。買収金額は210億円。この買収を機に、今後は金融事業に本格参入する。
ヤフーではこれまで決済サービス「Yahoo!ウォレット」を提供してきたが、今後は決済・金融事業をさらなる成長に向けた新たな事業の柱にしたいと考えていることから、サイバーエージェントFXを買収したと説明。
同社を子会社化することで、FX事業へのスムーズな参入が可能になるほか、サイバーエージェントFXの提供するFXトレードツールアプリ「iPhone Cymo」などによって、ヤフーのスマートフォンユーザーをさらに拡大できるとしている。
今後は、有料サービス「Yahoo!プレミアム」会員向けの特典として、投資商品の案内などを追加するほか、取引の度にYahoo!ポイントが貯まる取り組みなども実施する予定。また、Yahoo! JAPANの集客力を生かしてサイバーエージェントFXの利用者のさらなる増加につなげていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは