省電力とカメラにこだわったIGZO搭載「AQUOS PHONE ZETA」--シャープ担当者に聞く - (page 2)

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1630万画素CMOSと光学手ブレ補正対応でデジカメレベルを実現

「デジカメレベルの実現にこだわったカメラ機能」と田中氏
「デジカメレベルの実現にこだわったカメラ機能」と田中氏

 IGZOに加えてもう1つ、SH-02Eで特に重視したポイントは、「デジカメレベルの実現にこだわったカメラ機能」だという。スマートフォンとしては最大となる1630万画素というだけでなく、裏面照射型のCMOSセンサを搭載したことで、より多くの光を取り込み、暗い所でも明るく映せるようになったとした。

 さらに強いこだわりを見せているのが、手ブレ補正機能だ。ISO感度を上げる電子式の手振れ補正に加え、新たにジャイロセンサを用いた光学式の手振れ補正を搭載することで、従来より大幅に手ブレを抑えることに成功しているとのこと。光学式手ブレ補正の搭載により、従来機種のカメラモジュールと比べサイズは大きくなったが、それでも高さを5mm台に抑えたことで、カメラ部分が出っ張ることなく、薄型化を実現できたとしている。

従来機種のカメラモジュールと比べサイズは大きくなった
従来機種のカメラモジュールと比べサイズは大きくなった

 そしてもう1つ、手ブレを抑えるために用意されたのが「ボイスショット」機能。これは、「シャッター」「チーズ」などあらかじめ登録された言葉を本体に向かって話すと、カメラのシャッターが切れるというもので、手ブレの大きな要因となる“シャッターを押す”という動作を根本から断ち切ることで、手ブレをさせない仕組みを導入した。

 SH-02Eではボイスショット以外にも、音声を用いた操作に関する取り組みを強化していると、高木氏は話す。そのうちの1つが「フィンガーステップ」機能で、背面を指で2回叩くことでロックを解除し、そこから声で話しかけることで、さまざまな機能やアプリを呼び出すことができる。音声で操作するアプリは従来、指によるタッチ操作でまず音声アプリを呼び出す必要があった。だがこの機能を使えば、画面に触れる必要なく、音声アプリを呼び出して操作ができるとのこと。「しゃべってコンシェル」とも連携しているので、単なるアプリの呼び出しにとどまらない、さまざまな操作が可能になっているという。

背面を指で2回叩くとロックを解除できる。音声を用いた操作に関する取り組みを強化していると、高木氏
背面を指で2回叩くとロックを解除できる。音声を用いた操作に関する取り組みを強化していると、高木氏

 フィンガーステップを搭載したのには、手袋をする人が増える冬に販売されることに加え、スマートフォンの大画面化が要因にあると、田中氏は話す。ディスプレイが大きくなるにつれ、スマートフォンを片手で操作するのが難しくなることから、それを解消する手段として背面を叩くという動作と、音声による操作を取り入れたのだそうだ。それゆえSH-02Eには、背面を叩く動作を検知する専用のセンサーが搭載されているという。

 IGZOをはじめとした最新の機能を豊富に搭載したSH-02Eだが、それだけに気になるのが供給量の問題だ。前機種のSH-09Dはチップセットの不足などの影響から端末の供給量が非常に少なく、販売開始後早々に店頭から姿を消してしまっている。それゆえ今回も、チップセットの不足や新しいデバイスとなるIGZOの歩留まりなどで供給量に影響が出ることが懸念されるが、高木氏は、「需要次第の部分もあるが、今回は必要なものを全てしっかり揃えた」と話し、十分な端末供給ができることに自信を見せている。

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