米国時間12月4日、MicrosoftのFUSEチームはソーシャル検索プロジェクト「Socl」の再設計されたユーザー体験を披露し、それをテストしたいすべての人にベータ版を公開した。
Microsoftは2011年12月にSoclプロジェクトを初公開した。当初は招待されたテスターのみに公開されたこのMicrosoftのソーシャルネットワークは、主にMicrosoftの従業員やいくつかの大学で情報やデザインを専攻する学生の間でテストされてきた。
Microsoft関係者はSoclについて、ソーシャルネットワークと検索のマッシュアップのようなもので、コラボレーションテクノロジを新しい方法で利用する方法について学習コミュニティーに考えてもらうことを目的としている、と説明してきた。そして、SoclはFacebookやTwitter、Tumblr、Pinterestに対抗するための試みだと一般にうわさされているが、Microsoftによると、それは事実と異なるという。
Soclは、「Montage」(写真コラージュアプリ)や「Kodu」(ゲームプログラミング)など、FUSE Labsチームがほかの実験的プロジェクトのいくつかで提唱してきたアイデアを組み合わせたものだ。MicrosoftはJavaScriptのスーパーセットである同社の「TypeScript」を使ってSoclを構築した。
Soclはまだ研究プロジェクトで、Microsoftがそのすべて、あるいはいくつかの部分の商品化を試みる時期や可能性に関する公のタイムテーブルは存在しない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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