NTTドコモとパイオニアは12月4日、NTTドコモの音声エージェント機能「しゃべってコンシェル」の技術を応用した、自動車向け音声意図解釈技術を共同で開発したことを発表した。
今回開発した技術は、しゃべってコンシェルの音声認識技術や意図解釈技術と、パイオニアの自動車向けコンテンツ配信技術などを組み合わせている。例えば、「ペットと入れるレストラン、ない?」と言うと、ペットの入店が可能なレストランが表示されるなど、自然な言葉で音声操作できるという。
この技術を応用してNTTドコモでは、カーナビゲーションサービス「ドコモ ドライブネット」で目的地検索やカーナビ操作を音声から指示できる新機能を12月5日に追加する。対応機種は、spモードを契約したAndroid 4.0以上のドコモ ドライブネットに対応する端末。月額使用料は315円だ。
両社は今後、音声意図解釈技術と関連コンテンツの共同開発や提供で協業するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」