LTE対応、有機ELディスプレイの7インチタブレット「GALAXY Tab 7.7 Plus」レビュー - (page 2)

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7.7インチ、デュアルコアCPUのタブレット

 GALAXY Tab 7.7 Plusのディスプレイは約7.7インチの有機ELディスプレイ。解像度は1280×800ドットで縦横比率は16対9。ハイビジョンTVよりも若干横長感が和らいだ画面。数年前の横長画面のノートPCの画面比率や画面解像度と考えるわかりやすい。

 本体のサイズは高さ約197mm×幅約133mm×厚さ約7.9mmで、重さは約344g。裏面もヘアライン仕上げのボディとなっており、ひんやりとする金属の質感だ。バッテリは5100mAhの容量を持っており、LTEでの連続待受時間は700時間。通信時間は明らかにされていないが、モバキャス(NOTTV)連続視聴時間は390分とされており、6.5時間もの間テレビ放送を受信してハイビジョン再生ができるので、ウェブサイトの閲覧でも相応の時間持つものと思われる。

 カメラは前後に搭載しており、いずれもCMOS素子を採用、有効画素は背面が約310画素、前面が190万画素となっている。

 CPUはSnapdragon S3 APQ8060で1.5GHz駆動のデュアルコア。メモリはRAMが1GバイトでROMが32Gバイト。もちろんmicroSDスロットがあり、32Gバイトまで対応する。搭載されるAndroidのバージョンは4.0.4だ。

  • 有機ELの高いコントラストのはっきりくっきりの画面

  • 金属の質感はさわるとひんやりとし、しっかりとした剛性感がある

  • 背面のカメラ

  • 内側にもカメラがある

  • 裏蓋は外れないため、SIMカードとmicroSDカードスロットがある

  • 側面の電源ボタンと音量ボタン。ヘアライン加工がされている

高いコントラストの有機EL画面

 GALAXY Tab 7.7 Plusのディスプレイは、新たに有機ELとなったが、実物を見てみると、液晶ディスプレイのものと比較しても色合いに違和感はなく、むしろ高いコントラストだけが好ましく思えるようなディスプレイに仕上がっている。

 以前のサムスンのスマートフォンの有機ELディスプレイは独特の色合いだったが、最近の製品では他の液晶のスマートフォン並みのナチュラルな色合いになってきた。このGALAXY Tab 7.7 Plusも同様で、画面だけ見ても「きれいな画面」と思うだけで、有機ELであるという違和感は全く感じない。

 画面比率が16対9であるため、縦型で使った際に横に少し余裕がある。縦画面でウェブを見た際にも画面の大きさもあり見やすい。PC向けにデザインされたニュースのウェブサイトでも見出しなど大きめの文字はしっかり見え、記事本文も問題なし。さらにタブレットならピンチイン、ピンチアウトで拡縮がしやすいので快適にブラウズできる。

 ウェブサイト閲覧中の画面のスクロール感はスムース。不自然なもたつきや、待たされるような引っ掛かりは感じない。

  • 1280×800ドットの表示はニュースサイトトップ画面の情報もひと目でわかる

  • サムスンのユーザーインターフェースのホーム画面

  • ドコモのホーム画面もある

ウェブサイトを見ながらメモ、メールなども可能

 GALAXY Tab 7.7 Plusにはマルチタスク機能を搭載している。やり方は画面下にある下向きの矢印をタップ、Mini Appsランチャーが出てくるので、ペンメモや電卓、メールなどを小さいウインドウ形式で起動できる。バックグラウンドで動いているメインのアプリもそのまま動いている。

 たとえば、ウェブサイトを閲覧中、メモをとりたい時にペンメモを起動したり、計算をしたりしたい場合に電卓を起動できる。メールに関してはGmailアプリとは別のものになるため設定が必要だが、メールを使うこともできる。

 また、ミニアプリは複数起動でき、ペンメモをとりながら電卓も同時に利用することや、さらに音楽プレーヤーで音楽再生を行うこともできる。その間もバックグラウンドのアプリは動いている。

 残念なのはミニアプリはあらかじめ用意されたものだけしか利用できないことだが、アプリは複数立ち上げ可能なので、うまく活用すると非常に便利だ。

  • 画面キャプチャして即、手書きメモを加えることができる

  • ミニアプリを起動したところ。この状態でバックグラウンドのウェブサイトをスクロールしたりリンクをクリックすることもできる

  • ミニアプリは複数の起動に対応する。さらにたくさん起動できる

激戦の7インチでは数少ないLTE回線付き、しかもテザリングOK

  • テザリング対応、8台まで接続できる

 さて、7インチタブレットといえば激戦区。どちらかと言うと電子書籍端末として登場して注目される機種もあるが、GALAXY Tab 7.7 Plusの売りは何といっても回線付きであることだ。

 7インチタブレットともなれば、外出先でも使いやすいサイズで、電車の中で立って使うことも難しくない。となれば、回線はぜひとも欲しい。回線コストはスマートフォンとのセットで安くなるサービスを使い、端末代金を補填する制度を組み合わせると、単体のタブレットを購入する場合と比べて思ったほどコストがかかるわけではない。

 回線付きであれば、外でさっと取り出してさっと使いはじめることが可能だ。この便利さは一度経験したらやめられない。

 しかも、GALAXY Tab 7.7 Plusはテザリングに対応している。無線LANアクセスポイントとなり、無線LAN経由で合計8台までのPCなどをインターネットに接続することができる。

 ドコモのXiサービスなので、テザリングに関する追加費用や手続きは一切不要。GALAXY Tab 7.7 Plusだけあればよいのだ。

 7インチタブレットといえば最近は電子書籍デバイスと捉えられがちではあるが、外出先や移動中に情報検索をしたり、ドコモの回線を従えてていつでもどこでもさっと取り出してすぐ使えるGALAXY Tab 7.7 Plusは非常に強力な端末だ。

 適度なサイズで鮮明画像、しかもテザリングでモバイルルータ替わりにもなる。外に持ち出すのに適したタブレットといえるだろう。

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