人気の高いクロスプラットフォームのモバイルチャットアプリを開発するWhatsAppが、Facebookによる買収について交渉中であると、TechCrunchが情報筋らの話として報じている。
TechCrunchは、予想される買収価格の範囲や交渉の進行状況については何も情報を提供していない。
WhatsAppは、「報道されている話はうわさであり、事実上正確ではない。現時点でこれ以上提供できる情報はない」と述べている。
2009年に創設されたカリフォルニア州サンタクララを拠点とする同社は、テキストメッセージや、画像、音声、動画メッセージを送受するスマートフォンアプリを「Android」「BlackBerry」「iOS」「Symbian」「Windows Phone」向けに提供している。広告を含まない同アプリは、多様なプラットフォーム上で、250カ国において約1億人ものデイリーユーザーを抱えると報じられている。
新興企業である同社は、かなり前のことだが2011年10月、1日あたりのメッセージ数が10億件であると発表した。同社は当時、ブログの投稿で「10億件のメッセージとはいったいどのくらいだろうか。それは、1時間あたり4166万6667件、1分あたり69万4444件、1秒あたり1万1574件である」と記している。また同社はそれが、「使用端末に関係なく、世界の市場に素晴らしいモバイルメッセージングシステムを提供するというわれわれの目標に少し近づいたことを示す一歩」だったと付け加えていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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