UQコミュニケーションズは12月3日、2007年12月21日に総務大臣から認定を受けた、2.5GHz帯周波数を使用する特定基地局開設計画を前倒しで達成したことを発表した。
同社は11月30日をもって、計画していた全1161市町村のエリアカバー化を完了し、人口カバー率は約94%を達成。11月末現在の屋外基地局設置数は2万1340局で、開設計画における2012年度末の屋外基地局計画数1万8600局を前倒しで達成したとしている。
契約者数は、開設計画2012年度末の325万加入に対し、11月末現在で385万加入を超えており、7月から単月黒字に転じたことから、2012年度での単年度黒字化はほぼ確実に達成できる見込みだという。11月末時点でMVNOは59社、WiMAXチップセット内蔵のノートPCは10メーカーから累計330機種が発売されている。今後は、次世代WiMAXサービス「WiMAX 2+(ワイマックスツープラス)」(仮称)の導入について検討を進めていく。また、データ通信量の増大にともなう周波数逼迫に対し、総務省に新たな20MHz幅の周波数割当を求めており、WiMAX 2+をその新規周波数帯域に導入したいとしている。
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