Citigroupが米国時間11月26日の週に行ったApple直営店50店舗を対象とした調査によると、「iPad mini」は品薄状態になっているものの、第4世代の「iPad Retinaディスプレイモデル」はまだ広く入手可能だという。
調査対象店舗の80%では、iPad miniのいずれかのモデルが入手可能となっていたものの、96%の店舗では全般的に在庫量が限られており、顧客の求めるストレージ容量やカラーを提供できない場合もあるという。また、iPad miniの複数のモデルのうち、最も入手しやすいのは32Gバイトのモデルであった。
対照的に、「iPad Retinaディスプレイモデル」は100%の店舗で入手可能となっており、提供できないモデルがあると答えた店舗はわずか6%であった。
CitigroupのアナリストであるGlen Yeung氏は11月28日にリリースした投資家向けのリサーチノートのなかで「明確に問いかけたわけではないものの、われわれの調査結果を見れば、iPad miniによる侵食によって、iPad Retinaディスプレイモデルの売り上げが伸び悩んでいるのは明らかだ」と述べている。
同氏は、現四半期向けとしておよそ1000万台のiPad miniが製造されたのに対して、その他のiPadは合わせて1000万台から1500万台が製造されたと見積もっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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