HTCの最高経営責任者(CEO)を務めるPeter Chou氏は日本時間11月20日、同氏はAppleとの間で成立した和解に満足しており、飛び交っている憶測について「とんでもない」と一蹴した。
AppleとHTCは2012年11月に入り、10年間のクロスライセンス契約を締結し、長期にわたる厳しい法的な争いを終結させた。両社は契約の条件を公表しなかったが、アナリストらは、譲歩したのはHTCの方で、同社は「Android」搭載端末1台につき6〜8ドル以上を支払うことになると推測した。
Chou氏は日本で開かれた製品イベントでReutersを含む報道陣らに対し、憶測は不正確で「根拠がない」と一蹴したが、新たに具体的な数値を示すことはしなかった。
HTCのプレジデントを務めるJason MacKenzie氏は以前、米CNETに対し、同氏は和解に満足しており、この契約は同社の業績に大きな影響を及ぼすことはないだろうと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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