レノボ・ジャパンのThinkClient Brand Managerである土居憲太郎氏は、法人向けタブレットの現状として、Androidは2万円以下の低価格帯のものが求められているという。機能よりもとにかくコストが重視だという。またiOSは、運用管理もPCとは別の方法で、機能を限定し割り切った使い方をしていると見る。
それに対し、ThinkPad Tablet 2はWindows 8を採用することで、PCと同等の運用管理、セキュリティ、拡張性の高いハードウェア、ユーザビリティを保てるのが強みだ。
企業での利用シーンにおいて、「Androidはセキュリティが弱いと言われてきたが、どの部分が不安か明確な回答は得られなかった。多くは経験がないということ。数百台、数千台の端末を管理すればいいのか、知識がない部分もあり、PCとどう分けるかが課題となっていた。Windows 8搭載のタブレットなら、運用管理をそのまま統合できるのが特長」と説明する。
また、最大の特長はWindowsアプリケーションが動作することだ。「ブラウジングはできるが、Javaを使ったものの一部に動かないところがあると聞いている。また、手袋、グローブなど、画面を直接タッチできないシーンではペンを使える」とし、通常のビジネスシーンだけでなく、医療や建設現場、デジタルサイネージ、コンビニやファミレスなどの店舗、教育現場でデジタル教科書として利用できるとした。
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