FTC、独禁法調査でグーグルに和解案提示を要求か--提訴の可能性も

Casey Newton (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 高橋朋子2012年11月13日 10時22分

 Googleの競争慣行に対する独占禁止法調査で、米連邦取引委員会(FTC)委員長が同社に和解するよう圧力をかけているとBloombergが報じた

 同記事が事情筋2人の話として伝えたところによると、FTC委員長のJohathan Leibowitz氏がGoogleに対して「数日中に」和解案を提示するよう働きかけているという。提示しなかった場合、FTCは正式に提訴するとみられる。

 Bloombergによると、両者はここ2週間ほど協議を続けているという。しかし、GoogleはいまだFTCの懸念に対する是正案を提示していない。Googleは市場における独占的地位を乱用し、検索結果で自社製品を競合他社製品より上位に表示しているとの訴えを受け、FTCは同社を1年半以上前から調査している。Googleはまた、特許システムを乱用してスマートフォン市場で競合他社を妨害している疑いも持たれている。

 GoogleはBloombergの取材に対し、同社はFTCに協力しており、「疑問があれば喜んでお答えする」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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