検索大手Googleのベンチャーキャピタル業務を担うGoogle Venturesは、投資用の資金を増額する。
Google Venturesはスタートアップに対して1年間に3億ドルまで投資できるようになる。これまでの上限である年間2億ドルからの増額だ。この増加はGoogle VenturesのマネージングパートナーであるBill Maris氏からReutersに伝えられた。同氏はReutersに対し、資金の増加によって「必要ならばより多くの金額を投資できる」と語っている。
Googleは2009年に、設立初期の企業を発見し成長を支援するための資金を提供する手段としてGoogle Venturesをスタートさせた。このような投資によってGoogleは、新興企業を支援する友好的なイメージを得られるだけでなく、企業の有益性が明らかになった際の買収に向けた内部的なつながりを作っておける。また、投資先の企業を買収しないと判断した場合でも、他の企業への売却による利益を期待できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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