Facebookのプライバシーポリシーは、あまりにも分かりにくいと批判されることが多い。そのため同社は米国時間11月2日、具体的な仕組みを明確に示す措置を講じた。これによって、ユーザーは、自分のデータに誰がアクセスできるのか、デフォルトの設定がどうなっているか、共有している情報を公開する相手をどう選択すればいいか、といった事柄をより簡単に知ることができるようになる。
全世界で公開される今回の変更は、Facebookサイトに初めて登録するユーザーにだけ表示される。対象を限定しているように思えるが、既存のユーザーはFacebookが1年以上前に公開した同様の解説資料にすでにアクセスできるようになっている、とFacebookの広報担当者は指摘した。
少なくとも新規ユーザーにとって以前と異なるのは、Facebookがサービスの仕組みをこれまでよりはっきりと分かりやすく説明している点だ。たとえばプロフィール写真をアップロードする場合、そのプロフィール写真が全体に公開されることを警告する小さな電球アイコンが下部に表示されるようになった。
Facebookはさらにプライバシー制御機能も追加し、ユーザーがFacebookに登録する際に、同じ高校や大学、勤務先ごとに情報を公開する対象を選択できるようにした。これまでは、情報をすべて入力した後でないと選択できなかった。
新規ユーザーは、以下のトピックについてさらに詳しいガイダンスや解説を得ることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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