Skyland Venturesは11月1日、Skyland Ventures 1号投資事業有限責任組合の1号投資案件として、音楽コミュニティサイトを運営するクレオフーガに投資したと発表した。
クレオフーガは2007年10月に設立。代表取締役は西尾周一郎氏。資本金(資本準備金含む)は1355万円。プロとアマチュアのサウンドクリエイター約6000人が会員となっている音楽コミュニティサイト「CreoFUGA」を運営している。
クレオフーガは今回、Skyland Ventures有限責任事業組合と個人投資家などから総額950万円を調達。その資金をもとにプロアーティストとサウンドクリエイター、アーティストのファン層をつなぐオンラインコミュニティサービスを新たに開始するとしている。
Skyland Venturesの代表パートナーである木下慶彦氏は、今回の投資にあわせてクレオフーガ取締役に就任し、経営やマーケティング、営業、人事、財務などの各戦略で同社の事業拡大を支援するとしている。
Skyland Venturesでは、起業予定者およびシードスタートアップを出資対象とする「Skyland Ventures1号投資事業有限責任組合」を8月に設立した。代表パートナーの木下慶彦氏は現在26歳。新卒でベンチャーキャピタルの大和SMBCキャピタル(現在の大和企業投資)に入社して22社の投資先管理をした後、独立系ベンチャーキャピタルのインキュベイトファンドでアソシエイトを務めた経験を持つ。
今回のファンドはシード期の投資をメインとし、投資金額は1社500~1500万円程度。2013年中にもファンド総額3~5億円を目指す。すでに、モーションビートのほか、上場企業創業者を含む企業家などの出資が決まっている。今後は投資やスタートアップの育成事業のほか、イベント運営などを通じて、国内外の若手起業家にネットワーキングの機会を提供していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス