Appleが最新製品を立て続けに発表した直後、同社のワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるPhil Schiller氏は、新しい「MacBook」と「iMac」で内蔵光学式ドライブを廃止した件について説明した。
「こうした古い技術はわれわれを引き戻そうとする。われわれの歩みに抵抗する錨なのだ。こうしたものはすでに役目を終えていると思う。競争相手は古い技術を手放すことを恐れているが、われわれはより優れた解決策を見つけ出そうとしている。顧客はわれわれに大きな信頼を寄せてくれている」と、Schiller氏はTIMEの取材に対して語った。
Schiller氏はまた、Apple製品に使われているソリッドステートドライブ(SSD)について、回転式機構を持つディスクドライブより信頼性が高いと述べた。Appleは79ドルのUSB光学式ドライブを提供しているが、当然ながら、映画やアプリなどのデジタルコンテンツは「iTunes Store」などからオンデマンドで入手することを勧めている。
TIMEのHarry McCracken氏から低価格の「Mac」の開発について尋ねられたSchiller氏は、「Apple製品に付いている値段が高くないことを、消費者は理解するようになっている。われわれが製品に込めた価値に基づいて付けられた値段だ」と答えた。とはいえ、非常に大きな利益を得られる価格付けがされているからこそ、Appleという会社がここまで高く評価されているのも事実だ。
Schiller氏は、Appleの提案する価値が消費者に受け入れられていることを示す例として、「iPad」が1億台以上売れたことを挙げた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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