「Deadline」は、記入したタスクの締め切りが近づくと、メールなどを用いて通知してくれるサービスだ。タスク管理サービスに搭載される、通知周りの機能だけを独立させたかのようなサービスであり、定期的なタスクを確実に実行するためのツールとして活用できる。
本サービスにタスクとその締め切り日を登録すると、締め切りが近づくたびに指定の方法で通知が届くようになる。一般的なタスク管理サービスであれば、締め切り日を設定せずにタスクを登録することもできるが、通知に特化した本サービスでは、締め切り日を省略することはできない。締め切り日は単発のほか、リピートタスクなら週一、月一などの頻度も指定できる。これらの仕組みは「Remember The Milk」や「Toodledo」とよく似ている。
通知方法は多彩で、メール、ブラウザ経由、フィードやiCalからの登録、Mac OS用の専用クライアント、さらにはGoogle TalkやJabberといったメッセージングサービスまで利用できる。日本から使える現実的な方法としては、メールかブラウザ経由、もしくはiPhoneアプリということになるだろうか。
締め切りが近づくとこれらの方法で通知されるので、完了したら「Done」をクリックする。リピートタスクについては次回の締め切り日に再度通知されるので、中止の場合は「Stop」を押して停止させる。設定画面からは近々通知される予定の一覧を見られるので、設定がうまく行かない場合、それらを見ながら修正することも可能だ。
タスク管理すべてをこのサービスに任せてしまうほどの高機能さは持ち合わせていないが、通知機能の強力さは、タスクをついつい先送りにしてしまう人にとっては魅力的だ。起床時に目覚ましを二重にセットするのと同じ要領で、ふだん使っているタスク管理サービスの補助として使えば、うっかり締め切り日を忘れるミスを減らすのに役立ちそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」