Huawei(ファーウェイ)は、セキュリティ上の懸念を払拭するため、自社のソフトウェアソースコードとハードウェア装置への「無制限」のアクセスをオーストラリア政府に提供することを提案した。中国の通信機器大手であるファーウェイは数カ月前、オーストラリアの全国ブロードバンド網に対するインフラストラクチャ装置の供給を禁止されている。
オーストラリア政府は2012年になって、「(ネットワークの)完全性とネットワーク上を流れる情報の完全性を保護するために最善を尽くす責任がある」として、同ネットワークの請負契約の入札にファーウェイが参加することを禁止した。
BBCによると、ファーウェイのオーストラリア会長を務めるJohn Lord氏は現地時間10月25日、同社は作り話や誤った情報を払拭するために努力していると述べたという。
ファーウェイはもっとオープンになる必要があり、同社のハードウェアとソフトウェアソースコードへの「完全で制限のないアクセス」をオーストラリア当局に提供することを計画しているとLord氏が語った、とBBCは報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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