アマゾンジャパンは10月24日、日本向けの電子書籍販売サービス「Kindle ストア」を10月25日に開設すると発表した。あわせて、電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」とタブレット端末「Kindle Fire HD」の国内予約販売を開始している。
10月25日オープンのKindle ストアは、「オリコン週間“本”ランキングのBOOK(総合)、文庫、コミック、各部門の上位の多くのタイトルをカバー」(同社)したサービスになると謳っている。
日本語の電子書籍は1万5000を超えるコミックと名作などの無料タイトル1万以上を含む、総計5万以上の規模。書籍のラインアップには冲方丁著『光圀伝』、辻村深月著『ツナグ』などを揃えた。また、貴志祐介著『新世界より』特別限定版、近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法2』、大沢在昌著『新宿鮫』全巻など、68作品をKindle ストアで先行・独占販売する。
コミックでは、ヤマザキマリ著『テルマエ・ロマエ』、大高忍著『マギ』などの作品をラインアップ。また、11月2日発売予定の貞本義行らが描く『新世紀エヴァンゲリオン 13巻』の独占先行予約をストア開設と同時に開始する。
日本語の書籍やタイトルの提供にあたっては、角川グループパブリッシング、幻冬舎、講談社、小学館、新潮社、文藝春秋社が協力した。
Kindle ストアはKindle PaperwhiteやKindle Fireだけでなく、AndroidやiPhone、iPadなどのKindleアプリを通じて利用することもできる。Kindleで購入したタイトルをスマートフォンやタブレットで読むことも可能だ。
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