Retinaディスプレイ搭載「MacBook Pro」13インチモデルは、薄くて非常にコンパクトで、背面から見ると「MacBook Air」のようだが、MacBook Proのより厚い13インチモデルの下半分を切り落としたような感じもする。ほとんどのウルトラブックより重いものの、大きく違うわけではない。
Retina搭載の13インチMacBook Proは非常に良い印象だが、驚くにはあたらない。内部デザインはMacBook Proの15インチモデルとほとんど変わらず、本質的にはMacBook ProやMacBook Airに似ている。画素数はわずかに少ないものの、ディスプレイは15インチモデルと同様に素晴らしく見えた。このモデルは、ほかの13インチノートPCのはるか先を行っており、それは見ればすぐに分かる。しかし、ほかのMacBook ProのRetina搭載モデルと同じように、近くで見なければ細部の良さは分からない。Appleのイベント終了後、MacBook ProのRetina搭載13インチモデルを短時間だけ見た筆者の印象では、ディスプレイよりも、そのコンパクトさの方が素晴らしいと感じた。
スタート価格は1699ドル。高級な製品だ。購入する際には、フラッシュストレージをいくらか追加することは避けられないだろう。128Gバイトのストレージで十分だというなら別だが、筆者には足りない。しかしそれでも、何とか買えるのであれば、これは理想的なMacBookと言えるだろう。より無理なく買える薄型のMacBookにはMacBook Airがあるし、より厚いMacBook Proという価値ある選択肢もある。それでもなお、このRetina搭載13インチMacBook Proは、筆者が購入したくなるようなモデルだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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