Amazon.comが電子書籍リーダー「Kindle DX」の販売を終了したようだ。
同製品のウェブサイトを見ると、AmazonがもはやKindle DXの直接販売を行っていないことがわかる。現時点で購入できるのはサードパーティーの再販業者が230~350ドルで提供する中古品のみとなっている。
Kindle DXは、「Kindle」ファミリのラインアップからも姿を消している。ブログサイトThe eBook Reader.comによると、Kindle DXが販売終了になる約1週間前、Amazonは同端末の価格を379ドルから299ドルに値下げしていたという。
新たな入荷の有無についてAmazonは何も明らかにしていないが、入荷の可能性は低いだろう。現行のKindle DXは発売からすでに2年以上経っており、9月に最新モデルが発表された際もKindle DXの更新については言及がなかった。
米CNETはAmazonにコメントを求めたが、本稿執筆時点までに回答を得られなかった。
AmazonのKindle電子書籍リーダーのラインアップは現在4機種となっている。69ドルの「Kindle」、3G対応でキーボードを搭載する139ドルの「Kindle Keyboard 3G」、119ドルの「Kindle Paperwhite」、3G対応で179ドルの「Kindle Paperwhite 3G」だ。
同社タブレット製品のラインアップは、159ドルの「Kindle Fire」、199ドルの「Kindle Fire HD」、8.9インチで299ドルの「Kindle Fire HD 8.9"」、8.9インチで4G LTEに対応する499ドルの「Kindle Fire HD 8.9" 4G」となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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