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JVC、独自の画素ずらし技術を進化させた4K&3Dプロジェクタ

加納恵 (編集部)2012年10月11日 17時00分
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  • 「DLA-X95R」

 JVCケンウッドは10月11日、JVCブランドから4K解像度表示に対応したD-ILAプロジェクタ「DLA-X95R/X75R/X55R」を発表した。新技術「e-shift 2テクノロジー」を用い、画面周辺のフォーカス感も向上させた高精細な映像を再生する。発売は11月下旬。

  • 「DLA-X75R」

 JVCブランドからは2011年に「e-shift」デバイスを用いた4Kプロジェクタ「DLA-X90R/X70R」を発表。新製品はe-shift 2テクノロジーを搭載した後継機としてX95R(価格:105万円)、X75R(同:89万2500円)を発売するほか、63万円という4Kプロジェクタとしては買い求めやすい価格設定をした「DLA-X55R」を追加する。

 e-shiftテクノロジーは、画素を斜め上にシフトさせ、縦横の解像度を実質2倍にすることで、4K相当の高解像度表示を実現する技術。e-shift 2では、平面性を改善することで画面周囲のフォーカス感を向上させたほか、光学エンジンを見直し3D映像再生時の明るさを、現行モデルに比べ約120%アップさせているという。

  • Multiple Pixel Controlでは、調整効果があらわれるエリアを解析画面で確認できる

 フルHDソースを4K解像度へとアップコンバートする際は、新映像処理技術「Multiple Pixel Control(マルチプル ピクセル コントロール)」を使用。従来6×6ピクセルから検出していた画像成分を、21×21ピクセルへと拡大することで、幅広い信号帯域の検出を可能にしたとのこと。加えて、検出帯域分割も従来の2バンドから8バンドへと細分化することで高精度な検出ができるようになったとしている。

 入力ソースによってパラメータを変える「4Kプロファイル」を装備。フィルム、高解像度、HD、SD、ダイナミックの5種類を用意し、DVD画質から少し前のBD画質まで、さまざま入力ソースに適した映像処理を実現する。

  • 3Dシンクロエミッタ「PK-EM2」と3Dメガネ「PK-AG3」

 別売の3Dシンクロエミッタと3Dメガネを買い足せば、全機種で3D再生にも対応。今回からRF(電波)方式に対応した3Dメガネ「PK-AG3」(価格:1万5750円)と「PK-EM2」(同:1万500円)を用意する。RF方式のため機器間の干渉がなくなるほか、シンクロエミッタはケーブルレスで、設置も容易とのこと。両機種ともに従来の3Dプロジェクタでも使用可能なほか、現行の赤外線タイプの3Dシンクロエミッタと3Dメガネを新製品で使用できる。

 サイズは高さ179mm×幅455mm×奥行き472mmで、重量15.4(X55Rは15.1)kg。2011年に発売したフルHDモデル「DLA-X30」は継続して販売される。

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