カリフォルニア州サンノゼ発--Research In Motion(RIM)のデベロッパーリレーションズ担当バイスプレジデントを務めるAlec Saunders氏は米国時間9月25日、「BlackBerry」の開発者向けカンファレンスおよび報道向けイベントで、同社製モバイルOS用のアプリストア「BlackBerry App World」の新しいダウンロード機能を発表した。
メディアコンテンツが単一のポータルに集約されることで、BlackBerryのユーザーは、ストアから直接音楽と映画の両方をレンタルしたり購入したりできるようになる。また、マルチメディアコンテンツをダウンロードして、オフラインで視聴することも可能になる。
Saunders氏は、BlackBerry向けアプリストアの人気をアピールし、同ストアのサービスについてさらに詳しく説明した。
Saunders氏は、「BlackBerry 10」の新しいジェスチャ機能「Peek」を利用する同OSネイティブの「Facebook」アプリをデモしたほか、有名なアプリ開発各社との間に築いた提携関係も次々に紹介した。提携先には、ゲーム企業のHalfbrick Studios(人気ゲーム「Fruit Ninja」の開発元)、WiredやELLEなどの出版社、Slacker Radioなどのメディア企業が含まれる。
開発者からの新OS向けアプリの登録申請は、10月10日に受け付けが始まる予定だ(これは「10-10 for BlackBerry 10」とも呼ばれている)。
新顔の開発者を呼び込みつつ、売り上げに貢献する開発者らに報いることを目指して、Saunders氏は同社の「10k Developer Commitment」プログラムを明らかにした。
開発者がこのプログラムの参加資格を得るには、3つのステップを踏まなければならない。まず、認定プログラム「Built for BlackBerry」に承認される必要がある。開発者は次に、期限の2013年1月21日までにアプリを登録しなければならない。最後に、アプリは12カ月間で最低1000ドルを売り上げる必要がある。
開発者がこれらの基準を満たし、アプリが公開から最初の12カ月間で1万ドルを売り上げなければ、RIMが差額を支払う仕組みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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